宇宙からの使者

何か 意味の分からない言葉を 彼は 並べたてる
何か 価値の無い言葉を 彼は 並べたてる

強引に僕を 何処かへ 引きずりこもうとしている
其処には 大きな存在が 待っているので 僕に その世界を 見せたいと言う

誰かの力を借りるのだろうか?
自分の力だけじゃダメなのだろうか?

魅力が無いのはキライだ
それは カワイイ女の子を観る時のような感じ
初めて行った海のへりで 初めて君と手をつないだ時のような感じ
静かな夜に包まれて 君のかすかな寝息を聴くような感じ
故に 全てのカワイイ女の子たちを独り占め出来るような感じ

そんな魅力も無いくせに 彼は 何かを 並べ立てる
コトバじゃないような言葉を 並べ立てる

理屈だの 価値だの 運命だの
そんなの無くても 夢を叶えるし
そんなの無くても 誰かを愛せるし

そんなの無いから 夢は叶うし
そんなの無いから 誰かを愛す

理屈で全てが解けるなら 誰だってこんなに悩まないさ
理屈で全てが進むなら 誰だってこんなに苦しまないさ

それでも 僕らは 歩いてる
一人の力で 歩いてる
誰かに寄り添って 歩いてる
誰かにキズつけられて 歩いてる

僕を説くならムダだぜ
僕を説くならムダだぜ

彼の並べ立てるものに 従うくらいなら
犬のクソでも ディナーにするぜ
彼の並べ立てるものに 従うくらいなら
女を100人 ナンパするぜ

僕の崇めるものは 何も無い
僕の崇めるものは 何も無い
在るとすれば やりたいことをやりたいだけやりたいようにやると言う
そんな僕の 小さな 力
そんな僕の 謙虚な 意思

宇宙からはるばるやってきて 僕に説教たれられただけでも ありがたいと思いなっ
僕のレベルは宇宙を越える
宇宙レベルなんて クソくらえ
宇宙レベルなんて ババくらえ

僕は 僕の 意思と 力量で 何でも 出来る
誰の力も 借りるつもりは 無いし
僕の 力量は そんな くだらない 説教めいたことなんて
米粒ほども望んでないし むしろ ウマイ米粒を望んでる

何か 意味の分からない言葉を 彼は 並べたてた
何か 価値の無い言葉を 彼は 並べたてた

でも 僕は それを 聞き終えて

やっぱり 女は最高って思った
やっぱり アートは最高って思った

宇宙へのパスポート あっさり返上させてもらうぜ
宇宙へのパスポート きっちり返上させてもらうぜ
僕の仕事は 誰かに何かを説くことじゃなく
一人で孤独に戦うことだからなのだ