月の灯りと君の手

静かだ
君の手がそう 言っている
月の灯りが ほとんど差し込まない この部屋の中で
息をひそめている
気持ちをひそめている
君の手がそう 言っている
とても静かで 吐息すらも罪深い

このまま 眠ったまま 時間が止まってしまうことを望んでいる
そうすれば それさえが叶えば
ウソも偽りも 一時的に消えてしまうから
だから じっとこうして 君のことを観ていられる
そんなに長くなくてイイ ほんの少し
欲張りは言わないから
そんなに長くなくてイイ ほんの少しだけ

ホントのココロをさらけ出して 君の事を観ていたい

とても静かで ドキドキする
真実なのか現実なのか 何の区別も無くなれ

ウソも偽りも それの連続が 一時的にストップしてしまっている
そんな今だから
静かに君を観ていたい
許してもらえそうだ
君の手がそう 言ってくれている