罪と罰

ウソだらけを いかにもな笑顔で隠そうじゃないか
ウソだらけを 与えるという芝居で隠そうじゃないか

そこに罪の匂いが漂うならば
僕はすでに罪人で
君が僕を知ってしまった その直後から 今まで ずっと 罪人だ

それを知らない君は
無垢な人間だ
僕とは住む世界が違う
僕には世界なんてないから

僕に在るのは そう
取り返しのつかない ウソだらけの密室と
人をキズつけることすらできない そんな うわべだけのコトバ

どれだけ君は素晴らしい人間なんだ
こんな僕を それでもなお 愛してくれている
それが僕には 苦痛でたまらない
出来ることなら 今すぐにでも 遠い 遠い 何処か 名前もないような
そんな場所へ 解き放って欲しい

それが叶うんだったら 何だってする
例え 自分の放ったウソの数だけ
苦しみを味わうとしても
それが叶うんだったら 何だってする

ただ怯えている僕に 気づいてはくれないだろうか
早く消え去ってしまいたいんだ
こんな生き地獄は もう耐えることが出来ない

君の優しさの その一つ一つが
ココロに突き刺さって 血も出やしない

僕を救ってくれる 唯一の存在は
さんざん僕がウソという優しさでキズつけた
君だけなんだから
君だけなんだから