占い

「何を占いましょう?」

占い師が客の男に尋ねる。

「占いの前に――」

男は身を乗り出した。

「占い師は人の人生を占えるんだろ?

だったらなぜ、こんな寂れた場所で占いをしてるのさ?

自らを占えば、もっと成功できるのでは?」

占い師は静かに答える。

「ここであなたを占う未来が見えていたからです――」

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