「おたくの馬は利口ですなぁ。実にかしこい」

お隣さんが声をかける。

「ええ。自慢の馬ですから」

「それに比べて、ウチの馬ときたら……」

主を乗せるのに疲れたのか、道端でへばっている。

「どうすればそんな従順になってくれるのやら」

「簡単ですよ」

「ほう?」

「馬の耳に念仏を唱えてあげるだけです」

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