脱線

まさか、こんなことになるなんて。

脱線しないよう、常に目を光らせてきた。

どこにも異常なんてなかったはず。

何の問題もなく、真っ直ぐ前に進んでいると思っていたのに――

「息子さんがあんな犯罪を犯すとはねぇ」

母親は項垂れる。

「親の敷いたレールの上を走ってくれていると思っていたのですが……」

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