動機

彼はビルから飛び降り、瞬く間に気を失った──

「はい。では面接をはじめます」

スーツ姿の男が彼の前に。

「死亡動機は何かな?」

「え?」

「動機だよ。君が死ぬ理由」

「あ、まぁ、その……」

「ダメだ。そんな程度の意思で死ぬなんて。申し訳ないが、不採用で」

気づくと彼は、無傷で地上に着地していた。

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