名探偵

「お見事でした!」

関係者たちから称賛され、世紀の名探偵は現場をあとにする。

「また増えましたね」助手が言う。

誰もが探偵の推理を信じた。

いや、信じ込んだ。

たとえそれが、探偵の作り上げた筋書きだとしても。

「皆、名推理を期待している」

探偵はボヤいた。

「冤罪という犠牲が増えても仕方がない」

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