希望

抽象的な概念を可視化する装置。

画期的な発明に、博士は自画自賛した。

助手を呼びつけ披露する。

「何を可視化して欲しい?」

「じゃあ、希望でお願いします」

博士は装置のスイッチを押した。

「あれ?」

目の前には何も現れない。

「もしかして、失敗では……」

「バカモンッ! この国には希望がないだけだ」

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