争い

少女は祈る。

「争いのない世界に生まれてこれますように」

爆弾は無慈悲にも彼女の住む町を焼き尽くした。

気づくとそこは、真っ暗闇の世界。

彼女は浮遊する。

何も見えない。

何も見なくて済む。

地位も権力も差別も争いもない。

ただ、フワフワと漂うだけ。

彼女は言った。

「願いを叶えてくれてありがとう」

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