究極の愛

例えば、ポッ と君が消えてしまう。ホントに、ポッ と消えてしまう。そんな状況になったとしても僕は君を忘れないでいられるでしょう。だって、だって、君と言う影響の渦巻きは、写真でもなく、ビデオでもなく、この頭の奥、言うなれば脳裏のずっとずっと奥に焼き付けられているから。だから、君の事は一生忘れないでいられることでしょう。

 

始まりが一瞬の出来事だっただけに、終わりも一瞬であると言うことは、もしや否めないことなのかもしれないでしょう。それこそ、ポッ と終わってしまう様な、儚くも悲しい出来事かもしれません。そんな一瞬を粗末にする程、僕は落ちぶれてはいないでしょう。だって、一瞬でも君が好きだって思えた事は、非常に非常識なくらいに素晴らしい事なのです。事実、人を愛すると言うことの素晴らしさなんて知らなかった僕が、君を好きになれたのも、そのせいなんでしょう。

 

まるでちっぽけな存在。でも、計測器のメモリには表わせない重さ。それが愛の重さ。粗末になんか出来ないよね。偶然が偶然を呼ぶって言うのはウソだと思う。必然が必然を呼ぶってのもウソのような気がする。だって、現実にジャニスは居たんだし、今こうして此処に居る。なので必然も偶然も飲み干した様な凄まじさ。それが僕のココロの中に、ポッ と宿った。だから、君の事を好きになれた。それは史上最高のハッピネス。柔らかい心地良さ。裏地はジャニス。

 

願わくば次世代の趣。かじる果実の果汁で君を濡らしたい。濡れた君は、まるで蒼さのみぞ知る乳白色の夢物語。すらりと伸びた二本の脚。脚線美。なんの事か分からないが、それが脚線美。襲われそうな恐怖。美の頂点に君臨したまへ君の頬色。壊したい。君の全て。サディストのそれとは非なる欲思欲想。あぁ、なんて美しい君の滴る湿部。その秘部よ。かよわい。故に解けない知恵の輪の様。髪の毛は空気をも通さん。抱かれよ君。鬼の両手に抱かれたままに。情報は全てシャットアウトしたところ。君だけを奪えるならば、愛をも裏切らん。この雪のような指を絡める。

 

途切れました。途切れました。魚の群れが逃げ出しました。もう、帰って来ないでしょう。だって、深海を見ようとしたから。してしまったから。君が深海に興味を持ってしまった瞬間に、全ては終幕へと運ばれて行きました。きっと、あの時、欲望に打ち勝てたなら、煩悩の謎を放任出来たなら、永遠の微笑は二人の下に居座っていたかも知れません。だけど、君も人間ですから。人間だから、深海を美しいと想い、さらなる緑の奥深くに憧れを注いでしまったんです。だから、途切れました。それこそ、ポッ と途切れました。最後は緑々しさに包まれた?望んだものを仰げましたか?それが君の求めていた答えならば、僕はその苦渋をも飲み込みましょう。この痛みを知らない胃袋の中に。そして、その苦渋のツブはやがて芽を出し、異次元の最果てを望み、愛し、とめどない正直さの正体と化して行くことでしょう。

 

しかし、この結末が正しいとしたならば、僕たちはめぐり会わなかった方が良かったのかも知れませんね?どう感じますか?どんな部分を二人して感じて来ましたか?教えるのは至難の業。だけれども知りたい。君の思想のありとあらゆる部分を。だって、こんなはずじゃ無かったでしょ?もっとネバーなリズム。??? さてさて、意味が分からなくなってきたでしょう?君のせい?僕のせい?深くはきっと潜るべきじゃなかった。探るべきじゃなかった。やがての終結を観ずに再スタート?それはムリでしょう?だって、終幕。どん帳は降ろされた。君の手によって。

 

誓いは開放してあげましょう。約束は燃やしてしまいましょう。愛しさは憎んであげましょう。だから、忘れるように運ばれましょう。後は時間が薬。

 

悲しいけど、終わらせる。楽しいものから、終わらせる。そして、二人は、ポッ と消えましょう。出会った場所から逃げるように。ホントに、ポッ と消えましょうか?そろそろ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>