さんざん絞ったり捻ったりしたが――

底にはまだ残っている様子だ。

捨ててしまうには惜しい。

振り回せば出るだろうか?

揉みほぐせば?

いっそハサミでちょん切って、底からほじくり出してやろうか。

「よし、なんとか出せたぞ」

作家は今日も安堵する。

彼はいつも苦心の末に、アイデアをひねり出していた。

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