自決

戦場から戻った男は記憶を失っていた。

記憶が蘇ったのは、戦地の記録映像を見たときだった。

そこには銃を構える男の姿。狙いは友人に。

「そうだ……敵兵と間違えて俺は」

銃声が響く。倒れる友人。

「待てよ? 贖罪を背負った俺は自決を」──2度目の銃声が響いた。

「今生きてるこの俺は、誰なんだ……」

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