翼をもがれた鳥

「二度と飛べないなんて、生きていても意味がない」

戦いに破れ、翼をもがれた鳥は絶命を考えた。

遥か遠い地に残した、愛する人、友、親のことを思い涙した。

ただ――。

飛べないとしても、立ち上がることはできる。

よし。どこまでも歩いてゆこう。

地平線の向こうを目指し、鳥は二本の脚で歩きはじめた。

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