若者

若者は目の前に現れた神に乞うた。

「神よ。願いを叶えてくれ給え!」

神は若者を見た。

凛と澄んだ眼差し。

意志に満ち溢れた表情。

「悪いが、それはできない」諭すように神は微笑んだ。

「なぜ?」

「君は何だって手に入れられる」

「今の僕には何もありません!」

「君には可能性ってものがあるじゃないか」

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