怪奇現象

男はテレビ画面をじっと見つめる。

映し出されているのは朽ちた廃墟。

無音を切り裂くように、映像が乱れはじめた。

と、その時だった。

画面から髪の長い女が飛び出し、男の首を締めた。

「うわぁ! これはすごい!」

隣に座っていた販売員は自慢気に言う。

「当社の最新型テレビ、すごいリアリティでしょ?」

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