SP

予知能力が評価され、男は大統領の安全を守るSPを任された。

「西の方角にスナイパーがひとり」

大統領は頷く。

「東のビルの上と北の商業施設の屋上にもスナイパーが」

男の的確な指示は大統領を安心させた。

「あそこにもあそこにも」

男は呟いた。

「最も安全な選択は、大統領を辞任されることかと──」

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