親不孝

霞む視界の中。目の前には川が流れている。

よく見ると川の向こうに、死んだ父、母、じいちゃん、ばあちゃんの姿。

こっちにおいでと、笑顔で手招く。

俺は家族が嫌いだった。

だから若くして家を出た。

あっちには行きたくない。

俺は背を向けて来た道を引き返した。

「先生! 患者の意識が戻りました!」

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