有頂天

その棋士は、タイトルの連続獲得記録を伸ばし続ける。

周囲から天才と称され、すっかり有頂天になった。

ある夜、背後からコツコツと音がした。

コツコツというその音は、日に日に迫ってくる。

やがてその音はすぐそばまでやってきて、棋士を追い抜いた。

それは、努力家の棋士が、天才に勝利した日だった。

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