睡眠

「寝るのって心地いいね」

坊やは母に言いました。

「でも、ぼく思うんだ」

「なに?」と、ほほえみかける母。

「たとえ睡眠が心地よくても、起きればまた学校や仕事が待ってる。何もなければもっと最高なのになぁ」

坊やの頭を撫でながら母は言いました。

「明日がこない最高の睡眠を人は──死と呼ぶのよ」

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