落書き

幼い頃、男は町外れの記念碑に落書きした。

少年に罪の意識などなかった。

年月が経ち、すっかり大人に。

ふと思い出し、記念碑を管理する施設に電話した。

「お詫びに記念碑を建て直したいのですが」

担当者は言った。

「それは困ります」

あれから男は画家として有名に。

記念碑は観光スポットになっていた。

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