サンタクロース

「サンタクロースなんているわけないぞ」

酒に酔った父が荒ぶる。

まだ幼い息子は、枕元に大きな靴下を置いた。

母は尋ねる。

「まだ、サンタを信じてるの?」

息子は「うん」と答えた。

「だってパパ、浮気してるんでしょ?」

母は虚を衝かれる。

「パパはママのこと騙してたんだし、だったら僕のことも──」

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