未来からの使者

少女は屋上の縁に立った。

眼下にはグラウンドが待つ。

さよなら──

その時、背後に奇妙な乗り物が現れた。

「乗りな」

男の声が促す。

タイムマシーンに乗り込み、少女は大人になった自分を目にした。

「大人は好きなときに好きなことができる」

親指を立てて、男は言う。

「君が思うより人生は悪くないだろ」

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