宝クジ

男は悲嘆するのをやめ、貫き通すことに決めた。

つまらない人生を。

何も起こらないし何も起こせない。

そんな人生を愛することに決めた。

その矢先。

決意が揺らぐ出来事が。

「当たってしまった」

宝クジの1等。

男は迷ったが決意は固かった。

クジを引き裂く。

「ふっ」

男は笑った。

「2等も当たってやがる」

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