絵本

幼い頃、母に絵本を読んでもらって眠るのが大好きだった。

末期の病気を患ってから2年も生きた母。

医師からの電話が母の危篤を告げる。

男は病室のベットの脇で、あの絵本を読んだ。

最後のページをめくる。

そこには母の手で書かれた『ありがとう』の文字。

涙で視界がにじむ。

母は幸せそうに眠っていた。

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