人間

選ばれし勇者の最終面接。

ひとりの青年が勝ち残った。

老師は言った。

勇者として大切な素養はひとつしかない。

青年は頷く。

何があっても嘘をつかない誠実さじゃ。

唾を飲む青年。

では問うぞ。

老師は腕を大きく広げた。

何があっても嘘をつかないと誓えるか?

青年は大きく頷いた。

失格じゃ。この嘘つきが!

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