予期せぬ犠牲

手作りクッキー、食べてないでしょ?

彼女は彼を問い詰めた。

食べたよ!

主張する彼。

嘘つき!

彼は些細な嘘を悔やんだ。

ほんとのことを言えばよかった。

弟が食べてしまったと。

でも、なぜ嘘がバレたのか?

彼女は舌打ちした。

食べれば死ぬはずだった劇薬入りのクッキー。

二人の横を、救急車が通り過ぎた。

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