生贄

長老が青年の肩を叩いた。

悪魔に生贄を差し出すのが、この村のしきたり。

「もう、村には帰って来られないのでしょうか」

青年は涙した。

「残念だが、いまだかつて戻った者は一人もいない」

青年は悪魔に連れられ城へ。

大勢の美女たち。

豪華な料理。

酒。

音楽。

宴。

青年は思った。

もう村には帰らない、と。

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