死後の世界

棺から這い出た老体は、あくびを一発。

死後の世界。それは歩んできた道を遡ること。

死から生へ。

大病を患っていた男は、完治に努め健康体に。

連れ添った妻とも離婚し、会社も退職。

学びの全てを忘却し、学友とも離別。

歩行器で歩く幼児が呟いた。

「大仕事が残っているなぁ」

それは、母体に戻ることだ。

GuX^ V[gV[giJ