千羽鶴

母の回復を祈り幼子が千羽鶴を折る。

「おばあちゃん、あと1羽で終わりだよ」

祖母はコソッと1羽だけ抜き取った。

「できた!」

「ほんとかい?もう1度数えてごらん?」

「あれ?1羽足りない」

「その1羽はきっとマコちゃんの思いを乗せて、病院まで飛んで行ってくれたんだよ」

幼子は嬉しそうに笑った。

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