真面目な人

彼は真面目に格闘技を学び続けた。
いつか身に降りかかる危険に備え。

ある、深夜残業からの帰り道。
背後から迫る男が彼の肩を掴んだ。

「金出せや!」

ついに時は来た。
そして、彼は大声で叫んだ。

「護身術だな。教科書を出すからちょっと待てっ!」

男は薄気味悪くなり、何も奪わずその場から立ち去った。

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